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地熱発電のメリット・デメリット



地熱発電は、再生可能エネルギーを利用した発電方法の中でも、将来有望な発電方式と言われています。また、ガスや石油といった化石燃料に乏しい一方、火山地帯が多い日本にはふさわしい発電方法のひとつです。しかし、地熱発電には、メリットもデメリットもあります。早期に確立された発電方法ですが、それほど普及が進まなかったのは、そのデメリットが大きかったからです。

地熱発電のメリット

地熱発電のメリット

再生可能エネルギーとしての地熱発電のメリットとは何でしょうか。

公害が発生しない

蒸気発電は天然の蒸気を利用するだけなので、重油や石炭を「燃やす」ことで発生する二酸化炭素(CO2)や有害なガスが発生しません。とてもクリーンなエネルギーです。

季節や天候の変化による影響を受けにくい

再生可能エネルギーは、太陽光発電や風力発電のようにクリーンなエネルギーがほとんどです。しかし、太陽光や風力は、季節や天候の影響を受けるため、発電量が一定しません。これでは安定供給の観点からは懸念が残ります。ところが地熱は安定しているため、地熱発電は安定供給が可能となります。

枯渇の心配がない

温泉は枯渇することがありますが、地熱は枯渇する心配がほとんどありません(地下の活動が変化・低下した場合は別ですが)。無尽蔵の自然エネルギーを利用できるのが、地熱発電の大きなメリットです。

輸入資源に頼らなくていい

資源が乏しい日本にとって、資源を輸入せず、天然の地場のエネルギーを利用できる地熱発電は、まさに理想的な発電方法と言えます。

地熱発電のデメリット

理想的にも見える地熱発電のデメリットとは何でしょうか。

開発上の問題

地下熱源調査から地熱発電所の運転開始までの期間が15から20年と長いので、調査や探査、開発に膨大な費用がかかる、という問題があります。しかもそれだけの期間や費用を投じても、最終的に発電できるかどうか分かりません。地熱発電所の建設は、事業上、大きなリスクを抱えるのです。

地下水を組み上げることの問題

特に「熱水」や「温泉」を利用する地熱発電の場合、地下水を組み上げることによって、周辺地域の地盤沈下や地すべりなどの悪影響を起こす場合があります。

環境汚染の可能性

発電自体は環境に無害ですが、地熱発電所などを建設する際には、掘削などにより地下から硫黄や亜硫酸ガスなど人体に有害な物質が出る場合があります。

景観に与える影響

日本における地熱発電に適した地域の多くは、温泉地や観光地になっていたり、国立公園になっていたりする場合があります。そうした場合に、景観に影響を与える地熱発電所の建設は困難になります。特に、温泉地での開発では、周辺の温泉旅館等から発電所建設反対の声が上がるケースが多いのが実情です。