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日本にある地熱発電所



日本は火山地帯が多く、地熱発電の発電量は2010年(平成22年)でおよそ530メガワットあります。しかし、総発電量のわずか0.2%で、中規模の原子炉1基分の発電量に過ぎません。地熱発電が盛んな九州でも、総発電量のわずか2%です。日本における地熱発電の普及が低迷しているのは、国定公園、国立公園による開発の規制と、温泉地からの反発が主な理由だとされています。

日本の地熱発電の技術水準は高い

日本の地熱発電の技術水準は高い

地熱発電に関する日本企業の開発技術の水準は極めて高く、海外に輸出している程です。国内の地熱発電所は、東北や九州の火山地帯に集中しており、大規模な発電所もあります。

八丁原発電所

日本最大の地熱発電所は、大分県玖珠郡(くすぐん)九重町の「八丁原発電所」です。出力11万キロワットで、約20万世帯の一般家庭の需要を担う能力を持っています。事業用の発電所としては、全国で5番目、九州で2番目に完成しました。標高1,100m、活火山である九重連山近くにある発電所は、九重連山の地熱によって加熱された高温の蒸気を利用して発電を行なっており、地熱発電には理想的な立地と言えます。2008年(平成20年)12月時点、深さ760mから3,000mの井戸(蒸気井)が30本あり、合計で1時間あたり890トンの蒸気を放出しています。発電に利用されたあとの熱水は、10本の還元井で地下に戻される他、一部は重金属をろ過する装置を通した上で近隣の温泉街に供給されています。八丁原発電所には展示館が併設され、見学もできますが、発電所の運転・監視は約2km離れた大岳発電所から遠隔操作で行なわれています。

柳津西山地熱発電所

柳津西山地熱発電所は、福島県河沼郡柳津町黒沢にある東北電力の無人地熱発電所です。1995年(平成7年)5月に運転を開始し、三井金属鉱業株式会社の子会社である奥会津地熱株式会社が管理しています。単一ユニットでは日本最大の地熱発電所で、出力6万5千キロワットを誇ります。これは、最大で約10万世帯の一般家庭が消費する電力を賄うことができる発電量です。ただし、単位電力量あたりの二酸化炭素排出量が比較的大きいことも指摘されているので、やや環境面に難があると言えるでしょう。発電所は無人ですが、PR館が併設されており、予約すれば発電所の見学も可能です。発電の他にも、発電の際に地中から噴出する硫化水素等を回収するプラントを有し、回収物を肥料や火薬の原料として内外の企業に向け出荷をしています。また、近隣には自噴型の温泉が立地しています。