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世界にある地熱発電所



地熱発電の歴史は古く、20世紀当初にイタリアのラルデレロで天然の蒸気を利用して誕生した世界最初の地熱発電所は、21世紀の今日でも操業しています。

総電力容量に占める地熱発電の割合が低い

総電力容量に占める地熱発電の割合が低い

全世界の総電力容量のうち地熱発電の割合は、わずか0.3%程と、まだまだ利用価値の高い発電という認識がなく、地熱発電が発見されてから長い歴史があるにもかかわらず、利用するにはいたっていないというのが実情のようです。

アメリカ

アメリカは、地熱発電容量が2,534.1メガワットと世界最大地熱発電国で、これは世界全体の3割近くを占めています。アメリカの地熱発電所は約9割がカリフォルニア州に集中しています。他にもネバダ州、ユタ州、ハワイ州で地熱発電が行なわれていますが、エネルギー省ではさらに地熱発電所のある州を増やす計画です。しかしアメリカ全体の総電力容量に占める地熱発電の割合はわずか0.2%で、日本とほぼ同じ割合となっています。

フィリピン

アメリカに次いで発電容量が多いのは、火山国・フィリピン。フィリピンは国内で建設していた2基の原子力発電所を運転開始の直前になって取りやめ、代わりに同じ発電設備容量の地熱発電所を建設しました。フィリピンは国内総発電量の約4分の1を地熱でまかなう「地熱発電大国」です。

インドネシア

産油国であるインドネシアでは、化石燃料の枯渇後を見据えて、2015年までに国内の電力のうち4,500メガワットを地熱発電で賄い、2025年までに9,500メガワットの地熱発電を実現させる国家戦略を打ち出しています。この国家プロジェクトには、日本の九州電力伊藤忠商事なども加わっており、世界最大規模の地熱発電事業と言われています。

アイスランド

アイスランドもエネルギー安全保障戦略に取り組んでいます。スヴァルスエインギ地熱発電所では、発電用に汲み上げた地熱海水を利用して、世界最大の露天温泉ブルーラグーンを運用しています。アイスランドは、地熱発電と水力発電だけで電力を賄うのが国の方針となっており、将来的には、燃料電池で稼働する車両や船舶が一般に普及した場合を見据えて、その燃料となる水素を調達するために地熱発電所をさらに開発し、地熱発電からの広大な展望を抱いています。

その他の国々

電力の79%を自然エネルギーでまかなっているニュージーランドには原発もなく、地熱発電が積極的に推進されています。このように、地熱発電の推進は、国によって資源や防衛などの国家戦略と深く結び付いています。他方、ロシアや中国などの大国では、電力需要が高いにもかかわらず、地熱発電の割合はごくわずかです。