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日本にある風力発電所



風力発電に適した自然環境は、大平原や広大な丘陵地帯ですが、日本はどちらも恵まれていません。また、台風の上陸時は風力発電を休止しなければならないという困った事情もあり、日本においては風力発電がさほど積極的には導入されていない状況にあります。その一方で、長い海岸線を利用した洋上風力発電の可能性が期待されています。

日本の風力発電導入率は世界13位

日本の風力発電導入率は世界13位

2011年(平成23年)の時点で、日本の風力発電の導入率は、全発電量のわずか1%で、世界で13位、先進国の中では低い位置にあります。しかし、数少ない大規模な風力発電所も活躍しています。

国内最北端の「宗谷岬ウィンドファーム」

日本で大きな風力発電所は、主に北海道に集中しています。その中でも有名なのが国内最北端の風力発電所である、北海道稚内市の「宗谷岬ウィンドファーム」です。宗谷丘陵の1,500ヘクタールの牧草地にあり、2005年(平成17年)に竣工されました。総出力は、57,000キロワット時で、稚内市の年間消費電力の約6割を発電している重要な発電所です。運営は株式会社ユーラスエナジー宗谷が行なっています。発電機は国産(三菱重工業製)で、カットイン風速は毎秒3m、カットアウト風速は毎秒25mです。その他にも北海道には数多くの風力発電所が稼働しています。

国内最大級の「郡山布引風の高原」

福島県郡山市の「郡山布引風の高原」は、風車33基、出力65,960キロワットで、国内最大級の風力発電所。電源開発株式会社が計画・建設、2007年(平成19年)に操業を開始しました。電気卸売事業者ならではの大規模な風力発電所です。1基の高さは約100m、羽根の長さは約30mもあります。

鹿児島県にも大規模な風力発電所

国内の風力発電所は、北海道や日本海側に数多く分布しているのですが、鹿児島にも巨大な風力発電所があります。鹿児島県出水郡長島町の「長島風力発電所」です。九州電力と九電工が共同出資した長島ウインドヒル株式会社が運営しています。全21基で、出力は50,400キロワット、1基あたりの発電量は2,400キロワットで、国内では高出力の発電機(三菱重工業製)。年間の二酸化炭素削減量は、約40,000トンにもなる、大規模な再生可能エネルギー利用発電所です。

今後は洋上発電も有望

国内の陸上の風力発電所は、落雷、強風、風の乱れなど、とても厳しい自然環境にさらされています。安定した電力供給には極めて不向きです。そこで、日本特有の長い海岸線を利用して、洋上での風力発電の研究開発が進められています。今後は、海岸線に沿って、風力発電所が立ち並ぶ可能性もあります。海に囲まれた自然環境を利用した、波力発電の開発も進められており、日本の環境に応じた再生可能エネルギー利用への取り組みが、着実に進んでいます。