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世界にある風力発電所



理想的なクリーンエネルギーとして知られている風力発電は、世界各国で風力発電所の建設が進められています。風力発電を積極的に設置するには、風力発電に適した自然環境に恵まれていること、政策面などの社会環境が充実していることが必要です。ここでは、世界の風力発電について解説します。

アメリカにおける風力発電

アメリカにおける風力発電

アメリカ・カリフォルニアの丘陵地帯は、中型の風力発電機「ウィンドファーム」が立ち並ぶ、世界を代表する風力発電地帯です。カリフォルニアのウィンドファームは1981年に建設が開始され、その後も継続的に成長してきました。カリフォルニアは、風力発電にとって非常に恵まれた自然環境です。地形的に西の太平洋と東の砂漠地帯に挟まれているため、丘陵地帯の温度差が大きく常に強い風が吹きます。特に3月末から10月にかけては絶えず海風が吹くなど、年間の平均風速は毎秒7~8mとなっており、風力発電に絶好の地域とされています。さらに、カリフォルニアには、広大な未利用地があり、大規模ウィンドファームを建設することができました。アメリカは国策として風力発電を奨励するために、風力発電への投資に税法上の優遇措置を設け、カリフォルニア州では州独自に税の優遇措置を行ないました。そのため、風力発電建設への資金が集まり、多くのディベロッパーが参画して広大な「ウィンドファーム」が実現しました。

風力発電の先駆者デンマーク

19世紀末、世界で初めて風力発電の開発に着手したのはデンマークです。デンマークは、その後も風力発電の開発を精力的に続け、1977年からは国の風力開発計画のもと、開発援助と利用促進が行なわれ、やがて実用的な規模の風力発電機の設置に対して、国の助成が行なわれるまでになりました。デンマークは1990年、電力需要の10%を風力で賄うことを目標とする「エネルギー2000計画」を掲げました。風力発電所が増加するにつれ、建設地も内陸部にとどまらず、1991年には遠浅の沖合にウィンドファームが建設されました。このような積極的な取り組みの成果で、現在ではデンマークの電力需要の2割近くを風力発電で賄うという世界有数の風力発電大国となりました。

他のヨーロッパ諸国も積極的に風力発電を導入

石油危機は、ヨーロッパ諸国にも火力に代わる発電所の建設を後押ししました。ドイツでは、科学技術省と航空宇宙研究所(DFVLR)が中心になって風力発電の技術開発を行ないました。ヨーロッパ全体の取り組みも積極的です、EWEC(欧州風力エネルギー協会)は2002年、2020年までに世界の電力需要の12%を風力発電でまかなうという「WindForce12」をスタートさせました。加盟国では、政府が風力による電力の買い取り義務や価格を定めた法律を制定するなど、優遇措置や補助制度を講じており、再生可能エネルギーの導入を後押ししているのです。