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波力発電の概要



波力発電は、海の波のエネルギーを電力に変える発電方法で、自然のエネルギーを利用した再生可能エネルギーのひとつです。日本は海で囲まれ、波のエネルギーをふんだんに利用することができるため、資源に乏しい日本にとって、理想的な発電方法のひとつとされています。

「波の力」で発電する

「波の力」で発電する

波力発電は、エコロジーな発電方法として、1970年代から研究されてきました。波力発電で光らせる航路標識のブイ(太陽光で道路標識の照明やLEDを光らせるレベルのもの)は、全世界で実用化され、すでに稼働しています。しかし、本格的な発電装置としての実用化はこれからというところです。波力発電は、実に理想的な発電方法に見えますが、メリットや実用化へのネックとなっているのはどういった点なのでしょうか。

波力発電のメリット

波力発電のメリットは、そのエネルギー効率の良さです。面積あたりのエネルギーは太陽光発電の20~30倍、風力発電の5~10倍と言われています。また、風や太陽光よりも、波の動きの方が予測しやすいというメリットもあります。

波力発電のデメリット

波力発電で大きなエネルギーを得ようとすると、大きな波の場所に装置を設けなければいけません。しかしそれと同時に、荒波にもまれる、厳しい自然環境の中に発電装置を設置することを意味します。実際に、ポルトガルで大規模な波力発電装置が実現しましたが、壊れて引き上げられ、その後の金融危機で再稼働の目処が立たなくなりました。こうしたことから、高出力の波力発電装置は荒波にも耐えうる工学的な構造を備える必要があり、波力発電の設置や稼働は、まさに自然との戦いなのです。また、発電装置を設置することによる海洋生物への影響も懸念されています。

波力発電の展望

国内では、造船会社などの大企業グループが中心となって、本格的な波力発電の開発に取り組んでおり、発電方法においては、沖合に設置したり、防波堤に組み込んで設置したりと様々な手法の開発が続けられています。また、波力発電に最適な海洋環境を見つけ出す研究開発も進んでいますが、本格的な稼働にはまだ至っていません。再生可能エネルギーのブームを牽引する波に乗るか、それともはじけてしまうのか、これからが正念場というところです。とは言え、洋上ブイの小規模な発電とは言え既に実用化されている技術なので、大規模な発電所の誕生に期待しましょう。