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ガスビルとは



大阪でガスビルと言えば大阪を南北に走るメインストリート「御堂筋」のほぼ中央、大阪市中央区船場の「大阪ガスビルディング」のことです。御堂筋のランドマークとして、1933年に竣工したアールデコデザインの伝統あるビルで、登録文化財に指定されており、大阪ガス本社として、現在も利用されています。ここでは、大阪ガスビルの歴史について紹介します。

大阪ガスビルの歴史

大阪ガスビルの歴史

大阪ガスビルは、1916年から約7年間かけて完成しました。有名な建築家・安井武雄氏が手がけたこのビルは、当時では珍しいアールデコ様式の美しいビルディングとして注目を集めました。

多目的施設として誕生

1933年に竣工した大阪ガスビルは、大阪ガス本社ビルとしてはもちろん、ガス器具の展示場、講演場(ホール)、美容室、喫茶室、料理教室、食堂などが併設され、一般市民も利用できる人気スポットとして親しまれました。ちなみに、御堂筋が完成したのが1937年ですから、御堂筋ができる前に、8階建ての大ビルディングが出現したことになります。1935年には地下に実演即売会場、1936年には地下グリルも設置されました。第2次世界大戦時には、1945年に大阪大空襲が起きましたが、周辺は焼け野原のなったもののガスビルは被害を免れましたが、同年の10月には占領軍が2階の講演場と6階以上を接収し、1952年まで接収が続いていました。

大阪ガスビルの食堂

大阪ガスビルの食堂「ガスビル食堂」は、1933年の竣工時から8階に設置されており、大阪における「欧風食堂」のはしりとして知られ、2015年現在でも営業が続けられています。当時はまだ高いビルが他になく、8階の食堂からは生駒連山や大阪城天守閣などを眺めることができ、「展望食堂」としても人気を博しました。また、本格的な欧風料理(洋食)を食べられるレストランとしても賑わい、当時の大阪は西洋料理の文化が遅れていると言われましたが、ガスビル食堂の登場によって大阪がモダンな街の仲間入りを果たしたと言われており、厨房は大阪ガスの調理器具で占められ、最新ガス調理器具のPRにも一役買ったと言われています。

大阪ガスビルの増築

高度経済成長期の真っ只中である1966年、竣工当時の設計者であった安井武雄氏の後継者である安井建築事務所の設計によって大阪ガスビル北館増築が完成しました。このビルは現在でも大阪ガスの社屋として使用されており、2002年には文化審議会の答申があり、2003年には「大阪ガスビルディング」として、国の登録有形文化財の建築として登録されました。