ご希望の電気会社・水道局・ガス会社情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト電気会社・水道局・ガス会社リサーチ

電気会社水道局ガス会社情報

テムズ・ウォーター(イギリス)



テムズ・ウォーター(Thames Water Utilities Ltd.)は、イギリスのレディングに本拠地を置く水道事業会社であり、その前身はテムズ水道局で、1973年に創設されました。公共機関としてスタートした同社ですが、のちに民営化・株式上場を実施しており、株式上場以降、積極的な海外展開などを行ない、英国内では最大級の水道事業会社となっています。

水道事業会社の「メジャー」

水道事業会社の「メジャー」

フランスのヴェオリア・エンバイロメント、同じくフランスのGDFスエズと並んで「世界三大水企業」と呼ばれているテムズ・ウォーターは、この3社と「世界水会議(WWC)」をフランスのマルセイユで設立、世界の水問題にグローバルに対処することを目的とした「世界水フォーラム(WWF)」を主催しています。このような活動を通してテムズ・ウォーターをはじめとする3社は、「水道事業は公営に限られるべきものではない」という主張を世界中に発信していったのです。

英国内最大規模の水道会社

1970年代、イギリス国内には多くの水道会社が存在していましたが、政府はそれらを統合し、地域ごとに編成し直しました。テムズ水道局もその中のひとつでしたが、のちに民営化され、1989年にテムズ・ウォーターが誕生しました。民営化以降、イギリス国内最大の水道会社として、20年以上にわたって海外の事業展開にも取り組んでいます。

ドイツ・RWEによる買収

テムズ・ウォーターは2000年、ドイツの大手企業であるRWEに買収されます。RWEは電気事業を主軸とした企業でしたが、ガスや上下水道など公益事業への参入を図ることで、国際的なコングロマリット(複合企業)化を目指していました。そこで1997年以降、最大のウィークポイントであった水道事業の強化のため、水道事業に関する技術やノウハウと、熱心な海外展開の意思を持つテムズ・ウォーターを買収します。こうしてテムズ・ウォーターは一時的にRWEの水道事業部門となりました。

RWEがテムズ・ウォーターを売却

RWEは、テムズ・ウォーターと2001年のアメリカン・ウォーター買収を通して、世界シェア上位の水道事業構築を目指していましたが、2006年にテムズ・ウォーターを売却して水道事業から撤退しました。そして、テムズ・ウォーターはオーストラリアのケンブル・ウォーターに売却され、現在は同社傘下に入っています。